安田浩+趙景達〔編〕『戦争の時代と社会――日露戦争と現代』(青木書店、2005)
昨年の日露戦争100周年シンポジウムの内容が本になりました。
じつは、ぼくの手も少しだけ加わっています。巻末の「近現代戦争年表」の作成を高口康太くんとともに担当させていただきました。
この手の図表を作る作業は割に好きではあるのですが、いざ作ろうとすると手頃な資料が案外無かったり、文献によって年代の食い違いがあったりで、結構困惑するはめになりました。いちおう完成した年表を見ても、各々の戦争の呼称は果たしてこれでよかったのか、とか、まだまだ載せるべき戦争があったんじゃないか、とかいう気分になってきてしまいますね。いろいろ批判もありうるかと思います。
(実はすでに確認できている間違いがひとつ。日英同盟の終了年が1921年となっていますが、正しくは1923年です。すみません。)