2007年11月20日

「望夢楼」12周年

 「望夢楼」の開設から12周年を迎えました。なにかと雑用に追われる日々が続く今日この頃、なかなか更新もままなりませんが……。(毎年同じような言い訳をいっているような気がするな。)


 ……というわけで、とりあえず現在、博論の公刊に向けて作業を進めているところです。じつは版元の「近刊案内」にすでに載ってしまっているので、いろいろ焦ってます。
http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-9999-9.htm
posted by 長谷川@望夢楼 at 03:32| Comment(8) | TrackBack(0) | 著書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お、いよいよ、本にしますか。
工学系は国会図書館への納本だけなんで、ある意味、うらやましいですね。いやまあ、献本分の買取とかの諸々の因習(笑)があることも知ってはいますが。。
でも、あれですね、同じ文系(と、くくってはいけないんですがね)でも、知覚や認知の心理系に比べると安いですねえ。
Posted by 菖蒲 at 2007年11月22日 00:08
こんにちは。
本の出版とウェブサイト12周年、おめでとうございます。

「近刊案内」を見たけど、「新進気鋭の歴史学研究者」となっていますね。
(すごいすごいって、あまり言うと、まだ準備中なので、
かえってプレッシャーになってしまうかな...?)

本を出すのもすごいけれど(プロだからある意味当然?)、
サイトが12年(!)というのも、すごいびっくりしています。
ウェブサイトの寿命は、せいぜい3年なんて言うし、
こちらは続ける義務なんて、ないですからね...
Posted by たんぽぽ at 2007年11月23日 14:44
 題名は『「皇国史観」という問題』に決定となりました。

>菖蒲さん
 価格については、出版社の好意により商業出版ということですので(非常にありがたいです)。

>たんぽぽさん
>「新進気鋭の歴史学研究者」
 ……まぁ、それはその……本人としてはとても気恥ずかしいのですが、宣伝文句なので最初から文句は言わないことにしています。

>12年
 ま、止める理由もないし、マイペースで続けているだけですから。
Posted by 長谷川@望夢楼 at 2007年11月24日 07:07
ふむ、五十嵐太郎先生の「新宗教と巨大建築」(講談社新書、ちくま学芸文庫)のパターンですか。

えーと、あれはどなたでしたっけ?皇民化政策の一環だった海外神社の歴史を建築史学としてまとめた本、あれも博士論文からの出版だった記憶がしましたが、、
Posted by 菖蒲 at 2007年11月26日 00:49
ようやく初校が終わったので、今朝方出版社に返送しました。

>五十嵐太郎先生の「新宗教と巨大建築」(講談社新書、ちくま学芸文庫)のパターンですか。
 そうなのかなあ? よくわかりませんが。
Posted by 長谷川@望夢楼 at 2007年11月29日 23:20
まあ、一般書を(も)出している出版社から出(てい)るのか、それとも学術系の専門出版社なのかという違いだけですよ。
手元にある博論からの出版のものを見てみると、XX大学出版会やら、海文堂みたいな学術書専門、はたまた、工学系の特殊法人の出版部門(笑)みたいなところばっかりですから、講談社やちくま、現代書館なんかは珍しく思えるということです。
Posted by 菖蒲 at 2007年11月30日 23:35
ああなるほど。わかりました。ま、うちの大学には出版部もありませんし(作れるような体力があるとも思わないけど)。
 なお、「版元」と書いてしまいましたが、現代書館は発行元ではなく発売元です。発行元は白澤社というところです。念のため。
Posted by 長谷川@望夢楼 at 2007年12月03日 07:34
 発売は来年1月にずれ込む見込みです。日中開戦70周年に間に合わせたかったんですけどね。(ま、東亜新秩序声明70周年と考えればいいか。)
Posted by 長谷川@望夢楼 at 2007年12月12日 16:39
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